休憩はいつの間にか舞台になっていた

ストーリー Story

とある劇団の入口にて。稽古が休憩に入ると、俳優のトシ樹が突然「劇団を辞める」と宣言する。 チケットノルマへの不満、演劇の未来への絶望――抑えていた感情が一気に噴き出したのだ。 それをきっかけに、仲間たちもそれぞれの不安や葛藤を吐き出し始める。 いつしか休憩時間は、“芝居”よりも本音が交わされる舞台と化していく。 幕あいのひとときが、感情の交錯する空間へと変わっていく様子を、定点カメラで捉えた静かな群像劇

監 督  山科晃一

脚 本  山科晃一

編 集  山科晃一

出 演  藤津康宏 鈴江あずさ だーひろ

受賞歴


ギャラリーN映画展2022 準グランプリ

映像作家

1991年兵庫県神戸市生まれ。
人間の弱さや繊細さを美しく描くことをモットーに作品制作を持続しています。

この映画監督の作品 Other Movies