会社員の女性、望（のぞみ）。 仕事を終えマンションへとたどり着くと、自宅の玄関ドア前で鍵を探す彼女。 そこでふいに聞こえたインターホン。音の鳴る方へ目を向けると、マンションの通路の一番奥…そこに黒い服を来た女が立ち尽くしていた。その女は、手に何かを持っているように見える。 小さな違和感を覚えながらも手元のカバンへと視線を戻し、鍵を探す望。 しかし再度聞こえたインターホンの音の方向をまた見ると、黒い服の女は一つ手前の部屋へと移動していた…。 徐々に望の部屋へ近づいてくる女と、鳴り響くチャイム。 そしてここから、彼女を襲う恐怖の物語は幕を開ける＿＿