鳥居をくぐった先は不思議な世界の入口でした

ストーリー Story

“鳥居……それは、現世と常世の境界線。” 大学生活をいつも一人過ごす、少し不器用な女の子、鳥居丹亜。 自宅へ帰る道すがら、出会った赤い着物を着た幼い少女が落としたお手玉を拾い、渡そうと後を追うも鳥居の近くで姿を見失ってしまう。 その夜の夢の中、まるでこの世のものではないような、幻想的で奇妙な光景がそこにあった…。 鳥居の下に立ち尽くし、片手にお手玉を握りしめる丹亜。 彼女が歩みを進めた先にいた着物の少女は、どこか寂しそうな表情を浮かべる。 これこそが、丹亜と少女の世界がリンクし始めた、不思議な体験への入り口だった。

監 督  増田 絢子

脚 本  増田絢子

出 演  増田 絢子

映像作家

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