映画監督

オリヴィエ カズマ

経歴

本名、道廣オリヴィエ一真。1995年、大阪生まれ。
母は画家、父は写真家。両親の離婚後は、本や映画好きの祖母の家で過ごすことも多く、幼少期より古典名作に触れる。
学生時代は自宅にいる時間のほとんどを映画鑑賞に費やし、やがて映像の道を志すようになるが、大学では視野を広げるため演劇を専攻。
卒業後はテレビ局に勤め、ドラマの助監督、報道の映像編集者を経て、現在は外信(国際)部の記者として活躍している。
好きなことは散歩、サッカー、水泳、芸術鑑賞、読書、飲酒。水という物質そのものに惹かれ、海や川を見ると大抵入ってしまう。生まれ変わったらなりたいものはクジラ。

キャリア

2015年日本大学芸術学部演劇学科入学。
在学中、戯曲「PAPILLON(パピヨン)」を初執筆し演出。その後も20作あまりの演劇、映像作品に俳優をはじめ企画、脚本、監督として携わる。2019年TBSスパークルに入社。複数のテレビドラマで助監督を務めた後、報道局に異動。映像編集者を経て、現在は記者として外信(国際)部に所属。国際ニュースの原稿執筆や取材を行っている。日々の仕事の傍ら、2021年「TRACÉ」を制作(完成は2023年)。脚本・監督としては大学卒業後初の本格的な映画作品となる。現在は次作に向け準備中。

上映・受賞歴

2023.08 ロードアイランド国際映画祭 セミファイナリスト
2023.09 第18回カメラジャパン・フェスティバル(オランダ初公開)
2023.11 第18回那須短編映画際(日本初公開)
2023.12 関西上映会
2024.05 Tokyo Lift-Off Film Festival

スタイル

私は非常に日本的な感性の中育ってきましたが、文化面では西欧の影響を大きく受け、しかし一番詳しいのはアメリカ映画といったように、自身のルーツ/アイデンティティに曖昧なものを感じる時があります。それはきっと作品にも反映されていて、今作も言語は極端に不明瞭、舞台は何処とも捉え得る抽象的な空間です。漠としているようですが、都度等身大のベストをパッチワークのように貼り合わせ、嘘のない表現を大切にしています。

この映画監督の作品
Director’s Movies
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