ふるさと Stay home town
ビルや家々が並ぶ都会の片隅で、ぼんやりと夕焼けを眺めてい…
堀河 洋平
スタジオウーニッシュ
ふるさと:熊本・香港
熊本県出身 1978年生まれ
高校卒業後、日本映画学校(現・日本映画大学)へ入学。3年間映画制作のノウハウを学び、精力的に海外ロケを取り入れた自主制作映画を発表。学内で異例の上映会を行い、日活映画祭に特別招待される。
その後、子どもの頃から憧れであった香港映画界へ単身渡り、一流のクリエイターたちと親交を深め、映像表現の魅力にとりつかれる。今までに手掛けた自主映画は150本以上。近年は福祉や介護、人権を題材にしたバリアフリー映画・映像制作を中心に活動。
脳性まひのある主人公の夢を描いた『てるてる坊主と金魚姫』は、第2回新潟しゅわる映画祭(手話・字幕・副音声によるバリアフリー映画祭)にて上映され、チャリティDVDを発売。東日本大震災で被災された障がいのある人たちと、難病の子どもたちの夢を叶えるボランティア団体「メイク・ア・ウィッシュ」へ収益の一部を寄付している。
心のバリアフリーを表現した『上にまいります』は、第3回知多半島映画祭でグランプリを受賞。自然と人間の共生を問うファンタジー作品『千里翔べ』は、第18回長岡インディーズムービーコンペティションで奨励賞を受賞。両作品を収録したブルーレイを全国の学校に寄贈し、教材として授業で使用されている。
プライベートでは手話通訳士の母と、聴覚障がいの伯父がいる環境で育つ。映像制作と並行して、障がい者や高齢者の居宅・訪問介護を18年間行う。
教材『2020年東京オリンピック&パラリンピック、ボランティア研修動画』
車椅子編・視覚障害編・精神障害編・聴覚障害編 (2017〜2020年)
教材『認知症サポーター研修動画』(2018年)
記録『交通機関で行う認知症SOS模擬訓練』(2019年)
教材『交通サポートマネージャー』(2019年)
教材『曹洞宗 人権学習映像』(2020年)
CM:東京都『楽しさつながる東京の道』(2021年)
他:ミュージックビデオ、PV、ライブ、舞台、ウエディング、企業紹介、介護コンテンツ、多様性・バリアフリー啓発動画、交通マナー研修・防災アプリなど多数の映像を手がける。
■映画『てるてる坊主と金魚姫』(2009年)
・第2回 新潟しゅわる映画祭 入選
・デンソーグループ・ハートフルまつりにてチャリティ上映
・第2回 熊本復興支援チャリティ映画会にて上映
■短編映画『上にまいります』(2012年)
・第3回 知多半島映画祭でグランプリを受賞
・第16回 長岡インディーズムービーコンペティションで審査員特別賞を受賞
・全国の自治体で開催されるバリアフリー研修で教材として上映
■短編映画『千里翔べ』(2016年)
・第18回 長岡インディーズムービーコンペティションで奨励賞を受賞
・福岡インディペンデント映画祭2016 入選
・小坂本町一丁目映画祭 Vol.14 入選
■リモート映画『ふるさと Stay home town』(2020年)
・東京シネマサロンのWEBで公開
・熊本でチャリティ野外上映
・真夏の短編映画上映会 @エムズ・カンティーナ
・マイクロシネマコンテスト・ドラマ4K部門 入賞
■短編映画『地球の声』(2021年)
・秋の短編映画上映会 @エムズ・カンティーナ
・どいちゃん祭り2023 人生はアートだ 12時間チャリティーLiveで上映
■短編映画『愛に行く』(2022年)
・熊本介護の日に、ウェルカム!くまもと介護の扉で公開
・熊本県介護の魅力発信事業で上映
障がいがあってもなくても、誰でも映画を楽しめるようバリアフリー仕様で制作しています。
目の見えない人向けに音声ガイドを、耳の聴こえない人向けに字幕をつけています。
撮影現場には、障がいのある人、難病の人、LGBTQの方々もスタッフとして参加し、多様なアイデアの中で創作を行う。