『魚の目』の島田愛梨珠主演『「いつかの走馬灯で』が10月30日アップリンク京都ほかで全国公開
イントロダクション
「大人になった私たちは、これから何になればいいのだろう」
自由なのに、なぜか身動きが取れない。そんな現代を生きる私たちの姿を、京都の美しい街並みを舞台に描く映画『いつかの走馬灯で』。
本作は「窓」「いつかの走馬灯で」「エンディングはひとつだけ」の3編からなる長編映画。個人の権利や平等が尊重される一方で、息苦しさも抱える時代に生きる女性たちが、迷いながらも顔を上げ、前を向こうとする姿を瑞々しく描き出す。
監督・脚本は、同志社女子大学出身の堀陽子。本作が長編映画デビュー作となる。3編すべての主人公を演じるのは、映画『魚の目』で主演を務め、京都国際学生映画祭や田辺・弁慶映画祭で評価を受けた島田愛梨珠。さらに、ヨーロッパ企画の酒井善史、前田茉羽、田村健太郎、武田暁ら個性豊かな俳優陣が脇を固める。
堀監督と島田をはじめ、同志社女子大学のOGや現役学生たちが一丸となって作り上げた本作。不自由のないはずの世界で、それでも小さく揺れ動く人々の心を静かに見つめ、私たち自身の生き方を問いかける。

ストーリー
3つの異なる世界で、それぞれ別の人生を歩む女性・涼。仕事の重圧、恋人との別れ、母の面影を守る孤独な日常――。京都を舞台に、並行世界に生きる3人の涼の物語が交差する。
「窓」
作家の桐山涼は、自作の原稿をめぐって編集者・黒川に苛立ちを募らせていた。意見を求めたのは自分なのに、遠慮なく指摘を重ねる黒川。その言葉が的を射ているからこそ、徹夜明けの涼の心を突き刺す。仕事の重圧の中で、互いの本音と情熱、そして執着がぶつかり合う。

「いつかの走馬灯で」
リモートワーク中、恋人から突然届いた別れのメッセージ。「今の自分では涼を幸せにできる自信がない」という言葉に、涼は戸惑いながら、住み慣れた京都の街で「幸せにする」とは何なのかを考える。相手が望む幸せと、自分が求めるもの。その違いに向き合う中で、涼は自分自身の思いを見つめ直していく。

「エンディングはひとつだけ」
路地裏の古びたたばこ屋で、ひとり静かに暮らす涼。朝になれば店を開け、窓が3回鳴れば、たばことお金を交換する。亡き母の言いつけを守り、同じ日々を繰り返すことで、今も母がそばにいると感じていた。
置かれた環境も抱える思いも異なる3人の涼。それぞれが孤独や葛藤と向き合いながら、自分なりの「物語の出口」を探していく。

出演
島田愛梨珠
2004 年生まれ、大阪府出身。同志社女子大学在学中。
映画『魚の目(2022)』では弱冠16 歳で主演を務め、注目される。
その後、映画『かば(2021)』『あした、授業参観いくから。(2022)』『おばあちゃんの秘密(2026)』などに出演。

田村健太郎 酒井善史
前田茉羽 武田暁
永治結宇美 九條ひなた 水野彩美
スタッフ
監督・脚本:堀陽子
1994 年生まれ。同志社女子大学卒。同志社女子大学在学中に制作した『彼女の手料理』(2015)でThe 48 Hour Film Project 大阪 学生特別賞を受賞。卒業後は映像業界へ進み、短編映画『美しい国』(2021)でTBS 主催のDigiCon6 ASIA に入選。物語の構成を考えること、映像と音楽がリンクする心地の良い瞬間を作ることが何よりも好き。

原作:わだゆりか(『24 歳、彼氏にフラれた日の日記』)
撮影:武村敏弘、浅倉義人
照明:古川昌輝、仲村逸平
美術:池田そら、萩原英伸、中塚拓也
録音:西郷希穂、上野祥
スタイリスト:曾根志乃
演出補佐:北川ナオト、柳裕章
助監督:辻本智帆
撮影助手:村山未畝、平野美海、谷澤佑月
美術助手:元座鮎未、濱聖湖
照明助手:西村咲、普照萌生
録音助手:木村花、大塚菜都美、出水香凛、堀内凛生
スチール:あすみ 特機:岸田吉永
メイキング:末崎優佳、青笹祐美
制作:柏原志保里 音楽:福原真衣子
広報:柳瀬彩乃、辻本智帆、池田そら、小玉彩乃、堀内優美ティファニー、西村咲、出口悠、岡凜花青笹祐美 木村優里 鳥海藍梨紗
翻訳:出水香凛
アシスタントプロデューサー:流羽昌代
プロデューサー:武村敏弘
製作:『いつかの走馬灯で』製作委員会
配給:キョウタス
2026/ 日本/ カラー/ HD /114 分
公式
公式HP:https://itusou-movie.com/
公式X:https://x.com/itusou_movie
公式Instagram:https://www.instagram.com/itusou_movie/
劇場
2026年10月30日 アップリンク京都
2026年11月14日 シアターセブン
2026年11月21日 新宿K’s cinema