個性派映画劇場公開

『More/モア』

イントロダクション

ウエディングドレスの女を乗せた車が走る。康太とゆき。二人は幼馴染。無言の車は雄大な自然の中へと走っていく。二人の目的地はどこか。過去と現在を交差させ、二人の会話を中心に進んでいく「後悔」のストーリー。

人は何かしらの「後悔」を抱えながら生きていく。
それでも、後悔しないように人は一生懸命今を生きている。
あの時こうすればよかった。
なんで言わなかったのだろう?
手を離さなければよかった。
もっと…。
些細なことがその後の生き方にも関わることに。
今を生きる人々へ。

末吉ノブ監督、劇場公開長編作品 第二弾!

西野カナやLiSAなど錚々たるアーティストのMVを手がけてきた末吉ノブ監督による、劇場公開長編第二作目。
前作のデビュー作「チャロの囀り」が2024年初頭にユーロスペースを皮切りに単館系で全国公開され、多くの反響を得たばかり。そしてはやくも末吉ノブ監督の長編二作目がユーロスペースにて劇場公開される。
2020年のコロナ禍により仕事としての映像表現ができなくなってしまった時、インディペンデントにこだわり自分で作品を残そうと思い映画制作を開始、その後数々の短編を制作。
同時に、「Sprocket Holes Japan」という俳優や監督の勉強会や自主制作のコミュニティも運営。MVやライブ映像などを変わらず手がけながらも並行して長編映画制作へ邁進する。
“商業にもインディーズにもこだわらない”独自の姿勢で配給レーベル「Sprocket Holes Japan」も立ち上げ、今作は記念すべき「Sprocket Holes Japan」配給第一作目となる。今作以降も精力的に末吉ノブ監督自身の次回作の準備を進めている。
人間味を一番大切に、「人」を描き続けてきた作風。俳優ととことん向き合った演出や監督自らが撮影するMVでの経験を元に徹底した映像美など、見どころ満載となっている。

新進気鋭の若手脚本家 阿久津京介× 若手実力派俳優 卯ノ原圭吾

「後悔」を抱えながら生きる人間の葛藤と想いを込めた末吉監督のストーリーを時にテンポよく、時にじっくり見せる会話劇を書き上げたのは、新進気鋭の俳優兼演出家で脚本家の阿久津京介。
自身も劇団の主催・「もあダむ」として演出や脚本家をするなど精力的に活動。特に会話での言葉のやりとりは見どころ。
出演は末吉監督の前作「チャロの囀り」でも主演を果たした卯ノ原圭吾。短編なども含めてすでに末吉監督作品には欠かせない存在になっている。
大学在学中にシェークスピアの舞台で主演を果たし、その後数々のインディーズ作品に出演。2022年以降は「3653の旅」(野本梢監督)、「HAKUSHI PROJECT」(「You」野本梢監督 「再演」土屋哲彦監督「いろとりどりの」加藤大志監督) 、「ボクらのホームパーティ」(川野邊修一監督)と立て続けにメイン出演作品が劇場公開。2024年初頭に末吉ノブ監督作品である主演作「チャロの囀り」が全国劇場公開された。
そして2025年3月には主演作「帰ってこなかった男」(小嶋貴之監督)が中篇ながらテアトル新宿で劇場公開されるという快挙も成し遂げた上、「Forgiveness -ワイズマンの孤独-」ほか公開予定作品が控えている。
ゲイカップル役や記憶喪失の北朝鮮拉致被害者役、片言の日本語のタイ人役、等身大な好青年役など、出演する全ての作品で全く違う役柄をこなす、まさに次世代のカメレオン俳優。
そして卯ノ原圭吾の相手役には、みずみずしい魅力溢れる米村真理が出演。数々のMV出演や広告、舞台出演を経て今作で劇場公開作品としては初の主演に抜擢。卯ノ原圭吾と息のあった演技を披露している。

末吉ノブ監督 コメント

前作の「チャロの囀り」で完全に個人でのインディーズ制作ながら、ユーロスペースという歴史ある映画館で劇場公開デビューさせていただきましたが、僕の長編二作目である「More/モア」が再び、ユーロスペースでの劇場公開決定となりました。
僕自身とても大切にしている「人と人の関わり合い」を軸に、今回は「後悔」をテーマに描きました。
「後悔」はネガティブな感情に捉えられがちですが、そんな感情を抱えるからこその人間の深みが美しいと思っています。本作の主人公もまた、後悔を背負いながら生きていくんですが、決して後ろ向きにならずに、泥臭くても前を向いていく強さを感じ取っていただけたらと思います。作品概要

作品概要

監督・撮影・プロデューサー・原作
末吉ノブ 

主演
卯ノ原圭吾・米村真理

脚本
阿久津京介

宣伝
桐本絵梨花

制作
THE DARKMAN TOKYO

制作・配給
Sprocket Holes Japan

「Sprocket Holes Japan」(通称:スプロケ)

代表:末吉ノブ・佐藤祐介

2020年のコロナ禍の真っ最中に立ち上げられたオンライン映像制作コミュニティ「映像小屋」が前身。2022年に現体制に変わり、予算規模にとらわれない自主的な映像制作に邁進。
2024年、代表の末吉ノブ監督による長編「チャロの囀り」がスプロケ制作で初の劇場公開(ユーロスペース)。マイクロシアターでの自主興行や、映像演出演技の勉強会など日本の映像業界の底上げ活動も盛んに行い、スプロケのグループ内メンバーで企画〜制作〜配給まで枠にとらわれない活動を行っている。
そして今年2025年には今作「More/モア」の他にも、3月にテアトル新宿で公開する「帰ってこなかった男」や、エイベックス株式会社との共同制作「Forgiveness~ワイズマンの孤独~」、さらに末吉ノブ監督の次回作「かげふみ(仮)」も控える。

予告編

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公式

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劇場公開

5月10日(土)よりユーロスペース