
米国アカデミー賞公認のアジア最大級の映画祭「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア(SSFF & ASIA)2025」にて、長崎県佐世保市・宇久島を舞台に制作された短編映画『ABYSS』が、主要プログラムである「ライブアクション部門/ジャパン」および、今年新たに設立された「ホラー&サスペンスカテゴリー/supported by CRG」にノミネートされました。
ABYSS
ストーリー:詩(吉本実憂)は殺人を犯してしまった恋人である七(塩田みう)の後処理をするために武(工藤孝生)と現場にかけつける。3人は死体を運び出し武が幼い頃に見たという底のない穴に死体を捨てるために森に入っていく。
出演
吉本実憂

1996年12月28日生まれ。 福岡県出身。
全日本国民的美少女コンテスト グランプリを受賞し芸能界デビュー。 その後ドラマ、映画を中心に活躍。
映画『瞽女GOZE』にて第30回日本映画批評家大賞 新人女優賞を受賞。
近年では、映画『室町無頼』やドラマ『それでも俺は、妻としたい』といった話題作に出演。現在放送中のドラマ『子宮恋愛』にも出演。
ノミネートを受けての本人コメント
この度、短編映画「ABYSS」がノミネートされ、とても光栄に思います。この作品は、島で育った3人の若者の心の奥底の、そのまた淵のお話です。長崎県佐世保市にある宇久島の方々にも沢山ご協力いただき、完成した作品になります。
塩田みうちゃん、工藤孝生くん、野上監督、そして素敵な独創性を持つスタッフさん方と合宿のような雰囲気で大切につくりました。
より多くの方に観ていただけることを願っております。
塩田みう

1999年生まれ。長崎県出身。宇久島観光大使。 2021年長崎県美少女図鑑グランプリ。 全国美少女図鑑STREET 全国美少女図鑑タピオカTHEAILY特別賞受賞。
現在、俳優・タレントとして、長崎を拠点に全国で活躍中。 主な作品映画「こん、こん。」「こはく」「今を紡ぐ明日」ドラマ「女子高生僧になる」テレビレギュラー「V・タイムズ」「よル~じげ」出演中。
ノミネートを受けての本人コメント
SSFF&ASIA2025ノミネート大変嬉しく思います。制作に携わっていただいたスタッフの皆様有難うございました。今回、宇久島で吉本実憂さん、工藤孝生さんと撮影を行いました。お二人の空気感と、宇久島はとても居心地が良かったです。ABYSSでは、孤独のようで、寄り添う3人を見守って頂けたら嬉しいです。
工藤孝生

1996年3月12日生まれ、青森県出身。2018年より数々の映画、ドラマ、舞台で幅広く活躍。
近年は映画『コットンテール』(24)で主人公の青年期を爽やかに演じて注目されたほか、ドラマでも生放送ドラマ『ゴースト・オブ・レディオ』、フェイクドキュメンタリードラマ『月刊 松坂桃李』などで癖のある役どころを怪演。その他、代表作に各国映画祭で絶賛された初主演映画『12ヶ月の、カイ』(23)、『罪と悪』(24)、『透明なわたしたち』(24)などがある。
ノミネートを受けての本人コメント
この度は本作をノミネートして頂き、心より光栄に思います。タケシという役と過ごした時間は、静けさや気配、目に映る景色がそのまま表現になっていくような、不思議な体験でした。何かを語るというより、ただそこに“居る”ことを信じていた気がします。その機会を下さった野上監督、そして暖かく受け入れて下さった宇久島の皆様、深く感謝しています。本当に、ありがとうございました。
監督・脚本 野上鉄晃

1982年生まれ。長崎出身/在住の映像ディレクター、映画監督。主に長崎県内の企業CM、観光映像を手がけ、近年は短編映画も監督している。
ノミネート受けての本人コメント
短編映画を作る時に、まず意識する映画祭にノミネートされ大変光栄です。スクリーンで上映できることでABYSSもようやく完成できます。スタッフ、キャスト、関係者、ご支援いただきました地域の皆さまのおかげです。