
イントロダクション

妊娠、出産、育児、そして仕事。すべてを抱えながら、ひとりの女性が生きることを選び続けた。
主演・企画・プロデュースを務めた相馬有紀実が、自身の出産と並行させながら命がけで挑んだ渾身の一作『はらむひとびと』が、中嶋駿介監督の初の長編映画として完成。
相馬有紀実は出産とそれに続く子育てとを両立しながら、限られた時間と予算の中で仲間と共に走り抜けた。「今、社会に届けたい切実な想い」が結晶化された作品。また、俳優として20年のキャリアのすべてを込め、全身全霊で芝居に挑んだ本作品は、俳優・相馬有紀実にとっても勝負作と呼べる渾身の一作である。
そしてCMディレクターとしてナショナルクライアントや、ヒップホップユニット Creepy NutsのMV等を手掛けてきた中嶋駿介監督は、繊細な演出と感情に寄り添う視点で現代社会の問題に挑む。「働くこと」と「産むこと」、その間で揺れるすべての人に向けた、切実で力強いメッセージが込められている。
主題歌はグソクムズの書き下ろし楽曲「hand」。やさしく包み込むようなメロディが、登場人物たちの葛藤に寄り添い、余韻を残す
観る者すべてに、あたたかな希望と静かな問いを投げかける本作品は、7月11日(金)より新宿武蔵野館を皮切りに全国公開される。
ストーリー

3歳の息子・ゆうりを育てる亜湖は、仕事優先の夫 雅人にも頼れず、社会から隔絶されていく日々の中で、育児ノイローゼに陥っていた。一方、広告会社に勤める郁美は、有名コピーライターの夫 俊介との間に望まぬ妊娠をしてしまう。偶然再会した旧友の2人は、互いの境遇に共感し、やがて協力関係に。亜湖は回復の兆しを見せ、郁美もゆうりとの交流を通じて母になる覚悟を抱き始める。しかし、そんな矢先にゆうりの置き去り事件が発生してしまい・・・。亜湖、郁美、俊介、雅人のそれぞれの想いと正義、葛藤そして絶望や希望が交差する。

作品概要

出演
相馬有紀実 瀬戸かほ
浅香航大 前原瑞樹 磯西真喜
野田瑛仁 石本径代 中野周平(蛙亭) 山口森広 中野健治 藤田仁平 倉田奈純 野島健矢
山本いちか 五辻真吾 深月信之介 百里香 岩村航輝 永口紗也香
監督・脚本・編集
中嶋駿介
脚本
富安美尋
主題歌
「hand」グソクムズ (Sony Music Labels Inc.)
撮影監督・カラリスト
角洋介
音楽
山本"ぶち"真勇
編集
泉達夫
録音
渡邊玲
整音
伊藤裕規
スタイリスト
綾部秀美
ヘアメイク
舟﨑彩乃
助監督
小池匠
特殊造形
坂田敦哉
美術
中嶋駿介 せりーぬ
インティマシーコーディネーター
西山ももこ
制作担当
坂牧良太 卜部直樹
演出助手
小西康介
撮影助手
板垣真幸
制作応援
津野励木 平野鈴 せりーぬ
衣装助手
泉桃子
美術協力
栗原大輔
VFXアーティスト
小掠幹人 福岡晃久
フォーリー
柿添真希
スチール
堀内彩香
メイキング
八木橋ゆり
車両
秋山友希
英語字幕
松田慎介
宣伝デザイン
椚田透
企画・プロデュース
相馬有紀実
エグゼクティブプロデューサー
中嶋駿介
プロデューサー
中嶋駿介 村地洋祐
協力プロデューサー
保坂直希
ラインプロデューサー
亀山睦木
製作
FIKA FILM
製作協力
ヤスカワショウゴ 株式会社キネマトワーズ
制作プロダクション
PIE with Films.
©はらむひとびとパートナーズ
2025/日本/84分/カラー/ヨーロピアン・ビスタ/5.1ch/DCP
公式
公式サイト:https://www.haramu-movie.com/
X:https://twitter.com/haramu_movie
TikTok:https://www.tiktok.com/@somamanquest
予告編
https://www.youtube.com/watch?v=ILtHJBTdPU0
劇場公開
新宿武蔵野館 2025年7月11日より
小山シネマロブレ 2025年7月25日より
アップリンク京都 2025年8月22日より
シネマディクト 2025年8月30日より
シネマスコーレ 上映決定
(2025年6月30日現在)